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名古屋市中区で陸屋根建物の屋上をウレタン防水施工しました
名古屋市中区 防水工事 ウレタン防水工事
【工事のきっかけ】
以前当社にて外壁等のリフォームをさせて頂いた事もあり、今回は屋上の防水状態を日々見ていて劣化がだいぶ進んでいると不安を感じ、またお声がけを頂きました。前回の工事内容にご満足頂けていたようで防水工事の提案もスムーズに行うことができました。
基本情報
- 施工内容:防水工事 ウレタン防水工事
- 施工期間:6日間
- 築年数:約30年
今回の施工事例紹介は名古屋市中区にある陸屋根建物の屋上の防水工事をご紹介します。こちらの方は以前も当社でリフォーム工事をされたお客様でしばらくぶりにまた声をかけて頂けました。今回のご希望は「防水工事」です。前回は外壁などを当社で施工しましたが、過去の雨漏れの不安からか屋上の防水の劣化状況にお悩みとの事でした。連絡を頂いてから速やかに点検作業にお伺いし、お見積もりの上、当社提案にご納得頂き施工の運びとなりました。
早速点検の様子からご紹介していきましょう。これが既設の状況です。建てた当時よりウレタン防水が施工されており、これまでに細かな部分補修はご自身で行ってきたそうです。しかし今回の依頼では「もうプロに頼むしかない」状態のようでした。施工範囲はそれほど複雑な形をしているわけではないので標準の工法で対応可能です。
状態を細かく見ていくと床の平場はだいぶ目立つひび割れが・・・。明らかに経年劣化です。屋上やベランダは歩行もしますが歩くだけではこの様にはなりません。ウレタンはひび割れるとその破断面が固くなり、持ち上がってきて浮いてきます。そこから雨水が浸みると被害が徐々に拡大していく事になります。
間近で見るとこのような状態です。写真を見ても個の破断部分から水が入り易いという事は容易に想像できるかと思います。
こちらの排水溝も点検します。今回の防水工事では排水ドレンも施工範囲なので状態をしっかり見ておきます。
一部手摺があるのでその下には束石があります。床などと一緒に防水施工がされています。角にあたる部分や立上がりの状態をチェックします。
いよいよ施工開始!まずは下地処理から。不具合部分を見ていきます。
快晴の中、工事が着工しました。床面に見られる不具合を修正していく作業からです。これはケレン作業です。既設防水がひび割れていた部分で尚且つ浮きや盛り上がっていた部分を削っていきます。
大きく浮いていた部分などはこのようにカッターを入れて切り欠きます。今回の工法はウレタン塗布後の厚みが3~4㎜になるのでこの切り欠いた部分が凹凸に見える事はありません。このように下地が整っていない中で施工を進めても仕上がりや今後に不安が残るので始めに取り掛かる大切な作業です。
ドレン部分もウレタン防水により改修します。幸い詰まりはなかったのでドレン回りをキレイに掃除します。
下地処理も中盤です。調整済みの床面に通気緩衝シートを施工していきます。まずは下塗りのプライマーをまんべんなく施工していきます。
そしてシート貼りです。隙間なく丁寧に敷きこんでいきます。自着シートで裏面が粘着質なので貼り始めがズレると最後までズレたままです。その為急がずゆっくりと貼っていきます。
シート貼りが終わりました。平面はこの後張り合わせ部分をメッシュテープで貼り合わせていきます。
メッシュテープ施工中です。こちらも粘着メッシュテープなので通気緩衝シートにしっかり貼付きます。このように隙間を詰めていきます。
メッシュテープ施工の状況です。お判りでしょうか?ただ貼っているわけではなく「まっすぐ」貼っています。このメッシュはウレタンで隠れてしまうのですが、職人さんの性格や丁寧さが伝わってきます。丁寧に越した事はありません。見えない所はいいや、ではなく、工程や工法を守って作業している故の施工状態です。
束石の部分や側面の立ち上がりなどはメッシュテープで補強します。自着シートは少し厚みがあるので立上がりに貼ってみようとすると角が密着しなかったり、浮きが出てしまいます。
横壁にあたる立上がりです。束石同様にメッシュテープを貼っています。ここにメッシュを貼ることでウレタンを塗布しても留まり易く、垂れも起きにくくなります。
一見するとこれがなんだかわかる人は少ないと思います。これは「脱気筒」です。ウレタン防水を行ったうえでも将来劣化の為に水分がくぐることがあります。入ってしまった水分は蒸気となり外へ出ようと塗膜を持ち上げようとします。そんな時に出口があるとそこから気化した水分は抜けていってくれます。その為に設置する材料です。
施工後はこのようになります。もちろん土台は床下地に固く固定してあります。設置の目安はおおよそ50平米に1つ設置します。
先の写真であったドレン部分です。改修用ドレンを設置します。筒の中に鉛板を貼り付けていきます。
ようやくメインのウレタン塗布に入ります。立上がりの部分からメッシュとともに塗り込んでいきます。
続いて平面部分にもしっかり塗り込んでいきます。シートのおかげでムラも出にくく作業はスムーズに進んでいきます。
ウレタン1層目の施工が完了です。下地に施工したシートやメッシュが露出している所もなく、完全にウレタンで覆われました。ひとまずはしっかり乾燥してしまえば雨が降っても大丈夫です。幸運にも雨の予報は出ていません。十分な乾燥時間を置いた後に2層目を施工していきます。
1層目が完全に乾燥したら次は2層目です。方法は1層目と同様ですが工程では最後のウレタン塗布なので、1層目の時よりさらに気遣いながら施工を進めていきます。ちなみに職人さんが履いている履物も凹凸や模様があるスニーカーなどではなく、土足ですが工事用の履物です。塗っている材料がコンクリートの様な固いものではないのでそんなところにも気を遣います。
一日余りで2層目が整いました。この状態で予定通りの厚みができています。残る作業は仕上げのトップコート塗装です。事前にお客様にカラーを選んで頂いた材料を使用します。
ウレタンの塗布作業が完了!仕上げのトップコート塗装を行います。
およそ1週間弱かかった工事もこの工程で最終です。元々の色に合わせてグリーンのトップコートです。余談ですがトップコートのカラーはペンキのようにたくさんはありません。だいたいグレー系かグリーンが多いです。明るめのグレーなどを用いると広さによっては日差しの照り返しがとても明るくまぶしすぎたりします。(しかし完全にお好みです)
各部位を均一にトップコート塗装完了です。毎日の洗濯物を干したりする場所で歩行が日常あるので骨材入りのトップコートです。表面がざらついているので雨上がりの状態でもそんなに滑ることはありません。
この最終工程が終わると最後に完了検査を行い、手直しや不具合が無ければお客様にもチェックして頂いてお引渡しです。今回はおかげさまで天候も大きく崩れず、仕上がりは上々です。
ここまでで今回の施工事例紹介となりますがいかがでしょうか?もう少し施工後の事をお話しすると、後日工程写真の提出を行います。施工前の状況は点検時の診断報告書でわかりますが施工中の事はさすがにお客様はすべて見ていたわけではありません。その為、「ちゃんと工事をさせて頂きました」という確認の意味とお客様のリフォーム履歴になるよう工事中に写真撮影を行っています。この工程写真で皆様安心してくださるようです。また、防水工事の補償申請から提出までを行います。これでようやく工事完了といえます。保証の有無などはすべての工事で気にしておかなければならない部分ですし、こちらからも事前にご案内を必ずさせて頂いています。防水工事全般で疑問がある方、リフォームご検討の方はぜひお気軽にご相談ください。
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